《SHINJOの信条》浅間くん、結構、俳優チックなところがあるから。いてくれると助かります
■パ・リーグ４回戦 日本ハム６－１ソフトバンク（４月３０日、みずほペイペイドーム）
―（好投した先発の山崎に触れ）
「山崎福也くん、まず１勝。ここから乗っていけると思うので、期待しましょう。あと４番の野村くん。（七回に）浅間くんが盗塁を決めてノーアウト二塁になり、進塁打のサインを出したんですけど、しっかり右方向に、しかもヒットを打つという。何でもできる４番に成長してくれたら頼もしい。うれしかったですね、一発で決めるところがね」
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―その後、三塁走者の浅間が生還したプレーは
「うまかったね。行かないふりをして。浅間くん、結構、俳優チックなところがあるから。フォースボーク（投手が一塁にけん制する間に生還を狙うプレー）でも、ツーランスクイズでも器用にしてくれる選手だから、いてくれると助かりますよね、いつもね」
―四回には水野がスクイズを決めた
「欲を言えば、もう少し強めの方が良かった。ファーストに捕らせるぐらいが良かったかな。でも…ちょっとスタートが遅かったかな、石井くんの。石井くんもせっかく打ったのにね。あそこ（四回の守備）のダブルプレー（捕っていれば併殺コースも、はじいて失策）。打ったらミスするがセットですからね（笑）」
―監督が助言していた通り、引っ張って結果を出している
「ライト線ですよ。３６０回ぐらい言っていますけどね（笑）」
―最後はホームランでダメ押し
「田宮くんね。打率３割に乗ったかな。打席数は少ないけど。数字は自信になるし、打席での余裕にもつながるから。あの１点はデカかったですね」
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―六回から継投に。中継ぎ陣への信頼が厚いからか
「１週間前ぐらいから、ピッチングコーチに全て任せて。僕の考えも分かってくれているだろうし。お互いに成長していくためには、ピッチングコーチが継投をやってくれと。どうしても迷った時は聞いてくれと。基本は任せるので、俺は野手の方に集中させてくれと伝えてやっています」
―途中から出た野手も打って、競争が激しい
「競争でしょ。ここで活躍したらスタメンで出られると。自分でつかみにいっているから、それは層が厚くなりますよね」
―一時期、打線は低調だったが、上がってきている
「それは分からん（笑）。乗ったら次々に乗っていくチームなので。乗らなかったら、つながらないから。こればかりは、モチベーションを上げる天才の僕でも、難しい部分があるから（笑）。もう放っておくと」
―４月を終え、敵地で圧倒的な強さを見せている
「言ったでしょ、エスコンでは勝てないけど（笑）、違う球場に行けば勝てる。その流れは逆になってくるから。今度、ビジターで勝てなくて、エスコンで勝つと」
―貯金２できている
「５勝４敗（ペース）？ いいんじゃないですか。そういう意識はないですけど、流れ的にそうなっているから。悪くないです。２年前に比べたら全然じゃないですか。さあ、どうすればいいんだ、僕は、みたいな時期から、今はちゃんと計算できて采配が振るえる。それだけで楽しいです。でしょ。あの時はもう、さあ、みんな成長してくれよと。みんな出てこいと。誰をスタメンで使うんだ、みたいな時期から今は安定してきて。ちょっと違うレベルの起用法になってきているから。まあ時間はかかりましたけど、楽しいです」
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