コンサドーレ
2025/01/31 20:05

2年目の飛躍を目指す原康介 戦術理解のために参考にしているチームとは

紅白戦でドリブルを仕掛けるMF原(右)=撮影・十島功

【コンサドーレ熊本キャンプ】
■1月31日、熊本・大津町運動公園球技場

 充実した日々を送っている―。北海道コンサドーレ札幌は11対11の紅白戦などを実施。2年目のMF原康介(19)は控え組の右ウイングバック(WB)、左WBに入ってプレーした。昨季は高卒ルーキーながらリーグ戦のチーム初ゴールを決め、12試合2得点。さらに天皇杯でも得点を決めるなど、持ち味の攻撃力をアピールした。ライバルはMF近藤友喜(23)、DFパクミンギュ(29)と壁は高いが、負けじと食らいついていく。

ハングリー精神は不変

 昨年の沖縄キャンプで練習生として参加し、見事プロ契約を勝ち取った原。J1の舞台で得点も決めるなど、目まぐるしいルーキーイヤーを経て、2年目に突入。「1年目より自分の中でできることも増えました。でもその分、2年目なんで、もっと自分自身も出場機会を増やせるようにアピールを去年よりもしないと、っていうのは強く意識してます」と、ハングリー精神は不変だ。

両WBできた方が出場機会が増える

 各選手が局面局面で流動的に動きながら、ボール保持していく戦術をインプット中だ。「今は、ただレーン変更するっていうよりも、何のためにレーン変更するかとか、その目的のためにレーンを変えるっていうのを自分の中でも理解できるようになってきた」とうなづいた。この日の紅白戦では両WBに入った。「右になったらちょっと攻撃的な役割、逆に左は守備的な要素も多くなる。役割は違いますけど、両方できた方が僕自身の出場機会も増えると思いますし、自分の選手としての価値も上がると思うんで、両方できるようにしたい」。

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