コンサドーレ
2024/07/07 00:00

札幌がクラブ史上ワースト5試合連続無得点で8連敗・・・ チャンス生み出すも最後まで鹿島ゴール割れず

後半8分、ペナルティーエリア内からシュートを放つもブロックされ、悔しそうな表情のFW鈴木(中央)=撮影・舘山国敏

■J1第22節 鹿島2―0札幌(7月6日、カシマスタジアム)

 またしても光明は見えず…。北海道コンサドーレ札幌は敵地で鹿島に0-2で敗れ、2012年以来12年ぶりとなるリーグ戦8連敗。そしてこの日も完封負けを喫し、クラブワースト記録のリーグ戦5試合連続無得点となった。この日は17位鳥栖が勝利し、残留圏内との勝ち点差は12に広がった。目標とするJ1残留は、徐々に遠のきつつある。

遠い1点 開始早々のゴールは幻に…

 1点を挙げるというのは、こんなにも困難なものなのか。前半開始わずか12秒、DF中村桐耶(23)のロングボールにMF小林祐希(32)が合わせたボールが鹿島ゴールへと吸い込まれた。待望の5試合ぶりのゴールが開始早々に生まれたかと思われたが、VARが介入した結果、小林にハンドがあったとジャッジされてゴールは取り消された。結果的に、札幌のシュートが鹿島ゴールのラインを超えたのは、このシーンだけだった。

岡村、青木のシュートは好セーブに阻まれ

 後半40分にはMF田中克幸(22)のFKにピンポイントで合わせたDF岡村大八(27)のヘディングシュートが、そして同アディショナルタイム3分に田中克の鋭いパスを受けて放ったMF青木亮太(28)の決定的なシュートが、鹿島GK早川友基(25)の好セーブに阻まれ、その牙城を崩すことができない。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督(66)が「いつ得点できるのか、私もこういう状況になってしまったら、分からないとしか答えられない」と嘆くほど、札幌はゴールの女神に完全に嫌われている。

初先発の大﨑が攻守で存在感

 札幌は新加入のDF大﨑玲央(32)を初めて先発で起用。攻守両面で強い存在感を発揮した大﨑に呼応するのように、鹿島の猛攻にさらされながらも札幌イレブンは粘り強い守備を見せた。前半10分、そして同37分には鹿島の波状攻撃にさらされながらも、チーム全員で体を張ってゴールを許さなかった。同18分にはゴール手前までドリブル突破されるも、最後のところで中村がブロック。GK菅野孝憲(40)も再三にわたって決定的なシュートを防ぎ続けた。

 大﨑は試合後、「本来であれば押し込まれる前に自分たちで処理しなければいけないところだけど、試合ではそういうシーンは結構あり得るので、ああいうところで最後に足を出すとか、体を張るとか、そういうことが本当にできていたので、前半は(失点)0で行けたんじゃないかなと思う」と、守備陣の奮闘ぶりをたたえた。

ライン際でボールをコントロールするMF大﨑(右)

 

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