今季４勝を挙げた日本ハムの立野が２４日、千葉・鎌ケ谷で利き腕とは逆の左投げトレーニングを開始した。球団ＯＢのダルビッシュ（パドレス）も取り入れていたメニューで、体のバランスを整えることが目的。勝手の違う動きに悪戦苦闘しながらも「普段とは逆の発想を持って取り組んでいます」と、リラックスムードで腕を振っていた。
　野手との二刀流挑戦が決まった左腕の上原からグラブをもらった。疲労の蓄積している右腕に負荷を掛けず、左でもイメージ通りの球を投げられるよう、感覚を研ぎ澄ませていた。シーズン中から実践していたルーキー伊藤にも勧められた練習法で「気分転換にもなるじゃないですか。楽しいです」と笑みをこぼしていた。

■今川が左示指手術

　日本ハムは２４日、今川優馬外野手（２４）が都内の病院で左示指の手術（左手人さし指付け根部分の良性腫瘍を除去）を受け、無事に終了したと発表した。スイング、打撃練習の再開まで約１カ月の見通し。