高校野球
2024/05/08 18:40

全国レベル体感した北照のU-18侍左腕・高橋幸佑 寒波吹き飛ばす4回完全

今季初の公式戦で4回をパーフェクトに抑えた北照・高橋=撮影・工藤友揮

■春季全道高校野球小樽支部(5月8日、小樽市営桜ヶ丘)
▽1回戦 北照12-0小樽桜陽 ※五回コールド

 小樽支部が開幕し、第1試合は2年ぶりの王座奪還を目指す北照が小樽桜陽に五回コールドゲームで圧勝。先発したU-18侍ジャパン候補の北照・高橋幸佑投手(3年)が、前評判に違わぬパーフェクトピッチングを披露した。

ポケットにカイロ忍ばせ寒さ対策

 最高気温6度と、5月としては異例の寒さの中で行われた小樽支部の開幕戦。ユニホームのズボンのポケットにカイロを2個忍ばせて寒さ対策した高橋は、気温とは対照的な熱いピッチングを見せた。

 打者12人に50球投じて奪った三振は8個。それ以外の4つのアウトは全て内野ゴロと、外野に飛ばすことも許さない盤石の投球で、4回をパーフェクトに抑えた。「ストレートを良いコースに投げ切れたのが一番。ストライク先行を今日の目標にしていて、それも達成できたのが良かった」と、自身でも手応えを感じる内容だった。上林弘樹監督(44)も「自分のボールが投げられるかどうかが大事なところだと思っていた。今日は真っすぐ中心にしっかりと投げ切れていたので、良かったんじゃないかな」と合格点を与えた。

東北遠征で強豪相手に練習試合

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