ファイターズ
2024/04/03 00:35

生田目翼 今季初登板で火消しに成功 登板前に行う武田久コーチとの〝儀式〟とは

七回2死満塁、楽天・小深田を二ゴロに打ち取り、雄たけびを上げる生田目=撮影・桜田史宏

■パ・リーグ1回戦 楽天4ー2日本ハム(4月2日、エスコンフィールド北海道)

今季初登板はホーム開幕戦 七回途中にマウンドへ

 日本ハムの生田目翼投手(29)が2日、楽天との本拠地開幕戦(エスコンフィールド北海道)で今季初登板。七回途中のピンチでマウンドへ上がり、火消しに成功した。試合後は「全然、何もないですよ~」と照れくさそうだった。

シビれる場面で登板 ピンチを脱し絶叫

 プロ6年目の今季は初めて開幕1軍メンバー入り。今季初マウンドは絶体絶命の状況で巡ってきた。先発の山崎が1ー3の七回1死二、三塁とピンチを招いて降板。2番手として、これ以上失点が許されない場面を託された。

 三ゴロと四球で2死満塁としたが、最後は小深田を二ゴロ。右拳を握って、何度も雄たけびを上げ「だいぶ緊張したっす。とりあえず」と安堵の表情を浮かべた。

武田久コーチと再タッグ 日通時代も師弟関係

 150キロを超える直球と球速差のないツーシームが持ち味。底知れぬポテンシャルを秘める右腕の課題は、メンタル面だった。社会人・日本通運時代にコーチと選手の間柄だった武田久投手コーチが6年ぶりに古巣へ復帰。再び師弟タッグを組むことになった。

武田コーチの活がルーティン 「アドレナリンを出してもらうような言葉」

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