プロ９年目で初の開幕ローテ入り　３月２９日は３０歳の誕生日を迎え…

　日本ハムの上原健太投手（３０）が、開幕３戦目となる３１日のロッテ戦（ＺＯＺＯマリン）に先発する。プロ９年目にして初の開幕ローテーション入りを勝ち取り、２９日には節目の誕生日を迎えた。登板前日の一問一答は以下の通り。

―準備は万端
「いいと思います！」

―登板日が分かっている中での調整だった
「何て言うんですかね。段階を踏んでやることもできるので、あまりこういう経験もないですけど、それなりにできたのかなと思います」

―前日２９日の試合は見たか
「もちろん」

―ロッテ打線のイメージは

「まだ１試合だけなので、あと（先発の伊藤）大海が良すぎた。大海のピッチングを見て、すごく感じるものもありましたし、自分も早く投げたいという気持ちになりました」

―主軸は一発長打を警戒
「一発に関してはあまり気にせず、どんどん投げ込んでいけたらいいかなと思う。そこは怖がらずにどんどん攻め込みたいです」

―前日２９日は３０歳の誕生日だった。おめでとうございます
「お祝いですか？ まあ昨日ちょこっとだけケーキを食べたくらいですかね」

―どこで
「家でです。ショートケーキです。ちょっと登板２日前に罪悪感を感じながらケーキを食べていました」

―背徳感の中で食べるケーキは
「おいしかったです（笑）」

―３０歳の心境は
「特に何も変わらないので、なんすかね。気持ちが１００％シーズンに入りきれているのかなと思うので、なんか気持ち的にはいい状態にあるのかなと思いますね」

―節目の年、チームではベテランの域に達している
「年数を重ねていくごとに少しずつ変化はあると思いますし、より結果が求められる立場だと思うので、どんどん下が増えてきて、伸びていく選手たちに押し出される形になる立場なので、押し返せるようにしっかり結果を求めてやっていかないといけないなと思います」

―練習中、山崎福と監督に何か声を掛けられていた
「昨日の試合みたいに、うちが４点取ったら３点まで取られていいからと。すごく気が楽になるお言葉を」

―３失点までオッケー
「４点取ったら、３点までオッケー」

―先制点を与えない
「そうですね。それはもう、もちろん大事なことなので」

―開幕３戦目を託されたことをどう捉えているか
「昨日、大海がいい形でつないできて、そのいい流れを次につなげていけるようなピッチングをしていきたいなと思いますし、自分のやるべきことに１００％集中してやっていければいい。あまりいろいろ考えすぎずにいつも通りのメンタルで入っていけたらなと思います」