ファイターズ
2024/03/24 19:55

山本拓実 〝大師匠〟久コーチ直伝のシュートに自信「つかみました。あとは勇気を持って投げるだけ」

七回、4番手で登板した山本拓=撮影・小田岳史

■オープン戦 DeNA3ー2日本ハム(3月24日、エスコンフィールド北海道)

OP戦最終戦で1回無失点 さあ準備万端

 〝大師匠〟直伝の新球で、新境地を開いた。日本ハムの山本拓実投手(24)が24日、エスコンフィールド北海道で行われたDeNAとのオープン戦に4番手で登板し、1イニングを無失点に封じた。

 シーズン前のラスト実戦で上々の結果を残し、移籍2年目のシーズンへ弾みをつけた。

DeNA打線を引っ張る佐野&牧を手玉

 細心の注意を払い、マウンドへ向かった。オープン戦は13日の広島戦以来。20日の2軍ヤクルト戦の登板を挟んで迎えた一戦で、本領を発揮した。相手の中軸を担う佐野と牧を凡打に仕留めるなど、直球主体の投球でDeNA打線を抑え込んだ。

自己最速を更新する一方で… 納得できない投球内容

 今春のオープン戦では、自己最速を更新する156キロを記録。出力が向上した一方で、なかなか満足いく結果を得られなかった。「力加減が一番のテーマ。156キロを出したことで(球速を)求めてしまった。ホンマは、そこだけじゃない。打者を抑える意味では球速よりも大事なことがある」と、対バッターに照準を合わせて投球を見つめ直した。

的確なアドバイス 2試合連続で本領発揮

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