ファイターズ
2024/03/22 23:35

開幕ダッシュのキーマン!? 新庄監督も絶賛 福島蓮が2回完全3Kで〝1軍初勝利〟

八回から3番手で登板し、2回をパーフェクトに抑えた福島=撮影・松本奈央

■オープン戦 DeNA3ー5日本ハム(3月22日、エスコンフィールド北海道)

八回から3番手登板 ラスト2回を6人斬り

 20歳の新星がエスコンでまぶしく輝いた。14日に支配下昇格を果たしたばかりの日本ハム・福島蓮投手が八回から登板し、2回を打者6人でパーフェクトに抑えた。

 150キロ超の直球を軸に3三振を奪い、首脳陣のハートをがっちりキャッチ。新庄監督は「あの身長で、あの角度の良さ。相当、打ちづらいんじゃないですか」と賛辞を送り、開幕1軍メンバー入りに大きく近づいたことを認めた。

登板直後に主軸と激突 圧巻の3者凡退

 力感のないフォームで投じる威力抜群のボールが次々と捕手のミットに収まった。八回はDeNAが誇るクリーンアップと真っ向勝負。佐野を6球連続直球で左飛に打ち取り、牧は151キロで見逃し三振に斬ると、最後は宮崎を3球で右飛に仕留めた。

変化球の精度に課題も自信を深めた2イニング

 指揮官の希望もあり、予定通り回またぎで九回もマウンドへ。変化球の精度に課題を残しつつも、危なげなく3者凡退で締めた。

 「変化球は全然ダメだったんですけど、良いバッターたちを抑えることができたので、そこは自信になったと思います。2イニング目はちょっと球速が落ちちゃったんですけど、いつも通り投げられたかなと思います」

劇的幕切れをアシスト 新庄監督は「運命の子」

あわせて読みたい