ファイターズ
2024/03/17 19:35

北山亘基 制球難解消で開幕ローテ入り前進 「体一つ、コンディション一つでかなり大きく変わってくる」

四回から3番手で登板した北山は4回1失点の好投を披露した=撮影・桜田史宏

■オープン戦 巨人5ー1日本ハム(3月17日、エスコンフィールド北海道)

課題克服で再アピールに成功! 3番手登板で4回1失点

 日本ハムの北山亘基投手(24)が17日、エスコンフィールド北海道で行われた巨人戦に3番手で登板し、4回を1失点にまとめた。前回登板した8日のDeNA戦は4回5四球と制球に苦しむも、細かな調整を経て課題を克服。開幕ローテーション争いへ踏みとどまった。

持ち味のストレートでグイグイ 自己最速に迫る156キロ計測

 うなりを上げる直球が捕手のミットに突き刺さった。四回にマウンドへ上がると泉口、松原をオール直球で連続三振。威力十分のストレートは、自己最速にあと1キロと迫る156キロを計測した。

 4イニング目に突入した七回に自らの暴投も絡み1点を失ったが、終始安定したピッチングを展開し首脳陣に好印象を植え付けた。

自身も納得の球威「いけるところまで真っすぐで」 

 登板直後から出力全開だった。直球への確かな手応えを感じ取ると、先頭打者から12球連続でストレートを選択。「ボール自体もすごく良かった。(捕手の)田宮もその場で、真っすぐで押せるんじゃないか?って判断だったと思う。とりあえず、いけるところまで真っすぐでいってみようという感じでした」と迫力満点の投球を振り返った。

自滅登板から中8日 取り戻した本来の姿

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