ファイターズ
《鶴岡慎也のツルのひと声》キャンプ総括 正捕手争い&打者編~本当の意味でのレギュラー争いが勃発
チームに緊張感をもたらす若き扇の要たち
正捕手争いが激しい。2人の若手が他のライバル、いやチーム全体に緊張感をもたらしている。田宮と進藤。田宮は昨季終盤、少ない試合出場(10試合)ながら存在感を示した。1軍昇格がもう1カ月、2カ月早かったら、正捕手の座をつかんでいたかもしれない。そのぐらいのインパクトがあった。
ハイパフォーマンスを披露し続ける田宮
だからこそ、今年に懸ける思いは相当だったはず。オフもしっかりとテーマ、課題を持ち、トレーニングしてきた。その成果を十分なパフォーマンスで見せている。監督、コーチら首脳陣は、より感じていることだろう。
すでにファームでやることはない進藤
そしてルーキーの進藤。スローイングはすでにプロでもトップレベルにある。ワンバウンドもしっかりと止められる。バッティングに関しても優れた対応力を有している。何より、どっしりと落ち着いている。技術に裏打ちされた自信。それが支えとなっているのだろう。
もう、ファームでやることはない。1軍で実戦を重ね、投手陣とコミュニケーションを取っていくことが必要だ。とはいえ、プロの世界。必ず苦労はする。体はもちろん、頭も疲労するポジション。いかに感情の波を少なくし、1年間を戦い抜くかがカギとなる。
目を見張る2捕手の強肩ぶり
盗塁阻止は昨季、チームとして苦しんだ部分。決して捕手だけの責任ではないのだが、田宮と進藤はキャンプ中、このウイークポイントの面で、大きくアピールした。その強肩ぶりには目を見張るものがある。