ファイターズ
2024/01/31 16:25

北山亘基 掲げるテーマは「姿勢、呼吸、集中」 頭脳派右腕が開幕ローテ入り狙う

投球トレーニング用品『FLECHA』を使う北山=撮影・桜田史宏

大卒3年目右腕 充実の時を経てキャンプインへ

 日本ハムの北山亘基投手(24)が、2月1日から沖縄・名護で始まる春季キャンプへ向けて充実の時間を過ごしている。先発ローテーションの一角を狙う右腕は、このオフ3つのテーマを掲げて、さまざまな練習メニューに取り組んできた。

 〝教授〟の愛称で親しまれる頭脳派は、豊富な知識を背景に理想の投球フォームを追求する。

圧巻のブルペン投球 捕手の郡司も絶賛

 先乗り合同自主トレ最終日の30日、北山はブルペンで快速球を披露した。迫力満点のストレートは、投球を受けた郡司が「激伸び! ミットが破けそう」と声を上げるほど威力抜群。希少なパワー系投手が、間もなく始まるチーム内競争を過熱させる。

手応え十分のオフを過ごし成長

 オフシーズンの過ごし方に、大きな手応えを得ている。北山は「課題を持ってやってきて、今も大事に継続しています。『姿勢、呼吸、集中』。その3つをしっかり自分の中に落とし込んで、いつ、いかなる時にもその3点を安定させて、ピッチングや動きにつなげたい」と力を込めた。

〝教授〟が丁寧に解説 3テーマの意図とは

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