コンサドーレ
2024/01/28 18:15

札幌ルーキーMF田中克幸が町田戦で存在感 「開幕スタメンを狙って、アピールしていけたら」

今季J1に昇格した町田ゼルビアとの練習試合に出場したMF田中克=撮影・工藤友揮

【コンサドーレ沖縄キャンプ】
■1月28日、沖縄県・具志川運動公園多種目球技場

▽練習試合(45分×2、30分×1) 北海道コンサドーレ札幌0-2FC町田ゼルビア(0-2、0-0、0-0)

J1昇格の町田に今季初の完封負け

 北海道コンサドーレ札幌は28日、今季J1に昇格したFC町田ゼルビアと練習試合を行い、3本合計0-2で敗れた。1本目と2本目途中まで主力組の選手がプレーした札幌は1本目7分と45分に失点。1本目は中盤ではボールを保持できるものの、町田の強固な最終ラインをなかなか突破できず、決定機を生み出すことができなかった。2本目ではチャンスの場面もあったが、ゴールを決めきれず、今季の練習試合で初の完封負けを喫した。

明治大から新加入

 明治大から今季札幌に新加入したMF田中克幸(21)は大学の試験のため24日の川崎戦を欠場しており、この試合が自身にとって初のJクラブとの対戦。「個人としてまだチームになりきれていなくて、いっぱいいっぱいになってしまい自分らしさを出し切れなかった」と反省する。

「まだ探りながらやっている」

 試合序盤は町田のハードワークにてこずり、なかなか自分らしいプレーを披露することができなかったが、徐々に試合の流れに順応していくと前線にいいボールを配球するシーンが見られるようになり、2本目に入るとさらにボールタッチの機会も増えていった。「どういったところからボールを受けられるかをまだ探りながらやっていたので。ボールを受ける回数を増やしたくて、自分の中でちょっとずつ変えながらやっていて、2本目は(ポジションが)より高めになったのかなと思いますけど、低い位置でも高い位置でも自分がボールを受けて、もっとチームに攻撃のリズムをもたらしていけたらなと思います」。

2本目13分に決定機生み出す

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