ファイターズ
2023/12/18 22:05

清宮幸太郎 社会貢献に意欲 背番号21に込められた意味とは メジャーへの憧れも明かす

イベントに出席し、談笑する清宮(撮影・近藤裕介)

今月上旬にドライブラインを訪問

 日本ハムの清宮幸太郎内野手(24)が18日、都内で行われた「HEROs AWARD 2023」に出席し、米シアトルのトレーニング施設「ドライブライン」で得た収穫を明かした。12月上旬に渡米し、約10日間滞在。打撃を分析し、さまざまな数値に触れる中で特に目を引いたのは、同施設に蓄えられていた〝大谷データ〟だった。

米国で大谷の身体能力を目の当たり

 「大谷さんのデータがあって、すごいなって思いながらやっていました。いろいろなフィジカルのデータが見られた。全部を見たわけではないんですが、とにかくずば抜けている。メジャーの中でも、本当に抜けていると教えてもらった。(自分は)まだまだだなって思います」

超大型契約に納得 募る尊敬の念

 米国滞在中に、大谷はドジャースと10年7億ドルの超大型契約を結んだ。「ドライブラインも沸いてました」と現地での盛り上がりを体感し、「もう(金額が)いくらでも、びっくりしない。大谷さんも、別に値段がどうこうとか言う人じゃないと思います。ただ、それだけの価値がある選手だということ」と尊敬のまなざしを向けた。

打撃力向上へ新発見 「理解しながらやれている」

 ドライブラインでは打撃を細部まで数値化し、新しい着眼点を知った。「いろいろな見方もあるんだ、そういうデータもあるんだと。例えば骨盤の角度。構えてから打ちにいくまでに、どういう流れになっているかが分かる。そういうのは面白い」と好奇心をくすぐられた。

 今後は学んだ知識を実践に落とし込んでいく。「もっと速い球の時はこうしようというのは、向こうで分かった。ちゃんと理解しながらやれてるなと思います」と充実感をにじませた。

メジャーへの憧れを再認識 「いつかはやりたい」

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