ファイターズ
2023/12/01 21:05

【一問一答】杉浦稔大 不完全燃焼で今季終了 来季32歳も方程式返り咲く

800万円減の年俸5200万円で更改した杉浦(撮影・小田岳史)

 日本ハムの杉浦稔大投手(31)が1日、エスコンフィールド北海道で契約交渉に臨み、800万円減の年俸5200万円(金額は推定)で更改した。今季は24試合に登板し、防御率2・78をマークしたが、ホールド、セーブは0だった。2021年に28セーブを挙げた元クローザーは、来季の勝利の方程式返り咲きへ、闘志をたぎらせた。一問一答は以下の通り。

【日本ハムの契約更改一覧:12月1日時点】

―サインは
「はい、しました」

―球団から掛けられた言葉は
「もっとできるだろうという言葉と、まだ衰えたわけじゃないし、投げているボールがめちゃめちゃ落ちているとは思わないから、と期待の言葉もいただきました」

―今季を振り返って
「2軍で開幕して、1軍では3カ月ちょっとだったんですけど、やっぱり、チームの勝ちに貢献する試合が少なかったので、そこは自分としても投げるからには勝ちに貢献したいという気持ちが強いですし、貢献せずに結果、最下位というチームの順位なので、悔しい思いをしたシーズンでした」

―登板機会はビハインドの場面が多かった
「良いものもあったんですけど、いまひとつ、信頼されるまでにはいたらない、というところを感じていました。三振が取れるというところが長所でもあるんですけど、そこに安定感というか、大けがしないところもピッチャーとしては大事なところなので、信頼を積み重ねていくしかないのかなと思います」

―2軍で過ごした時間は
「もどかしい思いで1軍の試合を見ていましたけど、自分がこの期間でレベルアップするんだという気持ちで。2軍でも、若手は僕らの姿を見ているので、取り組みで腐ることがないように、常に向上心を持ってやるように心掛けて練習していました」

―右投手では池田、田中正の台頭もあった