ファイターズ
2023/10/31 19:40

チーム最多51試合に登板した池田隆英 胸に響いた新庄監督の言葉

7月26日の楽天戦後、新庄監督(左)は勝利投手となった池田の肩をもみながら声をかける

大飛躍のシーズン 移籍3年目で本領発揮

 日本ハムの池田隆英投手(29)が今季、楽天から移籍3年目で大輪の花を咲かせた。開幕2軍スタートからセットアッパーの座を勝ち取り、自己最多を大幅更新するチーム最多の51試合に登板。飛躍の裏には、新庄剛志監督(51)の〝魔法の言葉〟があった。

きっかけは交流戦最終戦のDeNA戦 

 ターニングポイントとなったのは、6月19日の交流戦最終戦・DeNA戦(横浜)だった。2点ビハインドの七回1死一、二塁のピンチでマウンドへ。2者連続三振で流れを呼び込み、チームの逆転勝利につなげた。

6月19日のDeNA戦。七回1死一、二塁で、連続三振を奪い、ほえる池田

 

新庄監督も大絶賛 評価は急上昇

 気迫あふれるピッチングが、新庄監督のハートをつかんだ。リーグ戦再開初戦となった同23日のロッテ戦(ZOZOマリン)では、3点リードの八回を託された。3者凡退と起用に応え、指揮官は「めちゃめちゃいいですね。(抑えの田中)正義くんが疲れたりした時に、池田くんが面白い」と絶賛した。

一球一球が勝負のリリーバー 指揮官から状況に応じた声かけ

あわせて読みたい