プロ野球
2023/10/26 23:40

赤平市出身の王子・高島泰都投手がオリックス5位指名「ここがスタートライン」【ドラフト会議】

オリックスから5位指名を受けた王子の高島投手(撮影・桶谷駿矢)

明治大4年時は指名漏れ 今年7月の都市対抗で4強

 赤平市出身で社会人野球の王子でプレーする高島泰都投手(23、明治大-滝川西高出)が、オリックスからドラフト5位指名を受けた。右腕は「社会人で2年間しっかり投げ、プロに行きたい思いでやってきた。達成感と同時に、ここがスタートライン」と気を引き締めた。明治大では準硬式野球部に所属し、最速は150キロまで伸び、アマチュア球界で名の知れた存在まで成長した。

 大学4年時にプロ志望届けも提出したが、惜しくも指名漏れし、王子に進んだ。昨秋の日本選手権では航空自衛隊千歳戦に先発し、8回1安打1失点10奪三振を記録。そして今年7月に行われた都市対抗野球大会でも好投し、チームの4強入りに貢献。パ・リーグ3連覇を果たしたオリックスから指名された。高島は「投手力が高いチームの一角を担えるようになりたい」と意気込んだ。


■プロフィール 高島泰都(たかしま・たいと)  1999年12月3日生まれ、赤平市出身。180センチ、77キロ。赤間小1年で競技を始める。滝川西高では、2017年夏の甲子園に控え投手としてベンチ入り。明治大では準硬式野球部でプレーし、150キロをマーク。卒業後の22年春に社会人野球の王子(愛知)入り。同年の日本選手権では航空自衛隊千歳戦で登板。23年の都市対抗では4強入りした。

昨年の社会人野球日本選手権で航空自衛隊千歳戦に先発した王子の高島投手

 

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