■パ・リーグ２３回戦　ロッテ０ー７日本ハム（９月２６日、エスコンフィールド北海道）ー（試合後自ら）
「よっしゃー万波くん２５！　めちゃくちゃうれしいですね。なんか、俺の予想では２７本。誰か分からないけど、２７本で２人がホームラン王のような気がする。万波くん、獲ってほしいですね」

ー逆方向にライナーで運んだ
「あれができたら８７本ぐらいいくんじゃない？　バリーボンズ抜いちゃう。真っすぐを右に引っ張っているでしょ。センターに打ちにいくやつを右に引っ張って打っている。（ブルペンの）壁に当たりましたね。素晴らしい」

ータイトルを獲らせたいのは、監督自身も現役時代にタイトルが自信になったから

「俺は２８本しか打ってないから、全然ですね（笑）。だけど、本当に獲らせたい。やっぱり自信になる。でも本人は、こうやって１年間レギュラーとしてフルシーズン、グラウンドに立てたっていうことがものすごいうれしいと思う。彼ならこれからも、ホームラン王のタイトル（争い）は毎年いけるだろうし。でも、こうやって初の１軍でレギュラーを獲るっていうのは今年しかないから。実力がない選手はけがをするんですよ。それでタイトルを逃してしまう選手は、やっぱり実力がない選手の一人になる。万波くんは体が強いからね。それもプロとして大事なこと」

ー細川が初本塁打
「進塁打のサインを出していました。で、細川くんのイメージの中では進塁打を打ちにいく形で、セカンドゴロを打ちにいったらしいんですよ」

ー外寄りの球を引っ張った
「セカンドゴロを打ちにいって、ヘッドがバーンって返って、あの打球が打てたと思う。来年からセカンドゴロを打つサインをつくろうかな。右バッターはショートゴロ。意外と良い結果が出るかもしれない。サインが３０個に増えますね」

―ポンセが好投
「彼の実力からしたら、もっとやってもらわないといけない。きょうの投球はまあ、だんだん上がってきていたので」

―清水を抜てき。前回はプレー中にミットを外すミスがあった
「本人はもう十分、反省しているだろうし。帰ってきて、違う清水くんになって、ああいうミスはもうないと思う。正捕手を獲る覚悟で来ていると思うので。それがあのヒットにつながった。最後は（打球が）膝に当たって、去年なら痛いって交代しているね。たぶん。変な音したから。バチッと。レガースの間に当たって、『大丈夫かな、これまずいかな』と思ったけど、すぐ行ってくれたので。ナイスヒットでしたね。右に左に」

ー谷内が引退会見。あしたはどういう形で
「そんなん教えたらあかんやろ（笑）。ダメダメ。あした見てくださいよ」

―楽しみに
「まあまあ、谷内くんは心置きなく僕の考えたプランでやってもらって。ある頭を使って…まあ、あした見ておいてください」

ー人間性を高く評価していた
「うん。谷内くんの背中っていうのは、若い子たちがものすごく見ていた。谷内くんの言うことなら、聞きたくなる。あの姿勢というのは後輩たちも受け継いでいくと思いますよ。今年も使いたかったけど、ふくらはぎを痛めることが多かった。守備範囲が１、２メートルぐらいの距離なら、すごくさばくのもうまい。けど、守備範囲がちょっと狭くなったかなというところで。途中、バッティングが良かったから、グラブ持ってこなくていいよ、バットだけでいいよっていう話はしていた。僕が来る前まではバットいらないよって言われていたらしい（笑）。職人ですからね。あしたね、思う存分楽しんで、最後を飾ってほしいなと思います」

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