■パ・リーグ１９回戦　日本ハム７ー０西武（８月２６日、ベルーナドーム）

ー伊藤は尻上がりに良くなった
「どうなんでしょうね？　三回までに７点取って、ピッチャーが良いのか、バッターが諦めモードになっているのか。いつもこういう展開になると、こういうケースがあるじゃないですか？　まあ、伊藤くんが良かったとしたら、打ち取るようなピッチングを次も同じようにしていってもらえたらと思うんですけど。これが０ー０でいったらね、また向こうのバッターの気持ちも違うし。うちで言ったら四回以降、点数取れない。もう勝ったモードになってんのかな、とか。分からんですね。もう２点取っておかなアカンですね。四回から九回の間に。やっぱり高橋くんを打って、その後のピッチャーっていうところで、もう２点取れたはずですけどね」

ー清宮を３番で起用した
「４番で打ってなかったでしょ？　１０何打席かノーヒットで二塁打１本打ってから、また打てなかったので。きょう外そうかと思ったんですよ。でもピッチャーが高橋くんだったので、ちょっと逆に３番にして、勢い付けてもらえたらいいかなって思った。３番だから４番だからっていう問題じゃないです。３番で打ったら３番が合っているってなるんだけど、そういう問題じゃないですね。まあ、でもマルティネスも打ったんですけど、まだちょっと背中の張りがあるみたいなので…あしたも４番でいきます。ケガの功名」

ー清宮の打撃は変わったか

「ちょっと前が小さかったですね、きのうまでは。きょうはうまいことインサイドアウトで前が大きくなったんですけど。あるインコースのポジションしか、さばけないようなバットの軌道をしていたけど、きょうは良かったですよ。腹切りというか、そういう感じに、きのうまではなってたんですよ。野村くんはきのうまでちょっと慌ただしいっていうかね。打席で。きょうはゆっくり、ゆっくりっていうことは練習中に伝えて。見逃す時もゆっくりゆっくりいって、見逃した後の打席でのゆったり感。そういうものが、打つ打たないは別にして良かったから、続けてほしいです」

ー野村のレフトからの送球は
「うまかったね。あれが内野。捕った瞬間、内野で練習してきたようなイメージでサード、ファーストに投げるようにね。これは外野手が内野の練習していたら、あれができてくるから。レベルがポンって１個上がっていくっていうところ。それで外野手も内野の守備をさせているっていうところはあります。あれ、難しいですよね。あの打球ね。やっぱりでも、最後の３歩ぐらいちょっと抜いたっていうところは。珍しいですよね？　（ホーム生還寸前での後続ランナーのアウトは）１年間に３回目？　うちならヘッドスライディングですよ。こんな見ながら（笑）。それぐらいじゃないとね、ああいうプレーになってしまうから」