ファイターズ
2023/08/28 19:00

上沢直之の連載手記『You only live once』第4回 エース右腕が語る子育てのこと。家族のこと。夫人への感謝は募る

 日本ハム・上沢直之投手(29)の連載手記『You only live once』(人生は一度きり)第4回は、2児の父であるエース右腕が『子育て論』を披露。チーム屈指のイクメンが、大切にしている家族への思いをとことん語ってくれました。

(※連載手記『You only live once』は、北海道新聞の紙面でも要約版がお読みいただけます。今回は8月29日付の新聞に掲載しています)

子どもの存在は力 3歳の長女と1歳の長男を持つパパ

 僕は、3歳の長女、1歳の長男の父親でもあります。子どもの存在は力になります。遠征中は、奥さんが送ってくれる子どもの写真を見ると、心がほぐれますね。娘はめちゃめちゃ好奇心旺盛。かなり活発になってきたので、外へ行きたいということが増えました。息子は最近、伝い歩きができるようになって、「パパ、ママ」と言えるようになりました。

 長男は強くて優しい子になってほしい。長女は愛嬌(あいきょう)があって、皆に好かれるような子になってほしいな。
 「こういう職業に就いてしい」、「これをやってほしい」と思っていることはありません。息子にも、野球をやってほしいと全然、思わないです。僕も小さい頃、サッカーと水泳を習っていましたが、野球経験者の父から「野球をやれ」と言われたことはありませんでした。
 

まな娘が今、夢中になっているというジンギスカンダンスの羊耳を付けてポーズする上沢

 

何事も自主性を尊重 英会話も重要視

 ただ、英語は勉強しておいてほしいかな。英会話ができれば、世界のいろいろな土地へ1人で行ける。言葉の不安がない方がいい。将来の仕事の選択肢も広がると思うんです。

 基本的には勉強も、スポーツも、趣味も、子供がやりたいって思うことをやらせてあげたい。長女は今年、ダンスのレッスンに通い始めました。以前からダンスが大好きで、自宅でもずっと踊っていますよ。

育んでほしいのは諦めない気持ち

あわせて読みたい