ファイターズ
2023/08/19 19:30

伊藤大海 完投負けも120球の力投 新庄監督からの指令「テンポ良く」を継続

一回を無失点に抑え、ベンチに戻る伊藤(撮影・松本奈央)

■パ・リーグ18回戦 日本ハム1ー2オリックス(8月19日、京セラドーム大阪)

敗戦も好投 2戦連続のハイクオリティースタート

 日本ハムの伊藤大海投手(25)が19日、オリックス戦(京セラドーム)に先発し、8回4安打2失点と熱投。2本のソロアーチを浴び、完投負けで7敗目を喫したが、「きのう、上沢さんがあれだけ投げたのを見ていましたし、負けじと先輩に続こうと思いました」。くしくも、球数はエース右腕と同じ120球だった。

効いた指揮官の〝ゲキ〟 「自分のリズムで投げられている」

 前回登板した12日のソフトバンク戦では、7回無失点で6勝目をマーク。試合終了直後に、新庄監督から「きょうくらいテンポ良く投げてくれたら」と肩をモミモミされた。この日もその助言を守り、2試合連続のハイクオリティースタート(HQS、7回以上、自責点2以内)を達成。「2段モーションに戻してから、自分のリズムで投げられている」と手応えを口にする。

白い粉を舞わせながら息詰まる投手戦

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