ファイターズ
2023/08/17 20:40

日本ハムの主催試合で始球式 病を抱える山角くんが元気いっぱいの投球

始球式に登板した山角希くん(撮影・大石祐希)

ドナルド・マクドナルド・ハウス さっぽろ応援ナイター

 日本ハム主催のロッテ戦が17日、エスコンフィールド北海道で行われ、高次脳機能障害などを抱える浦河町在住の山角希くん(12)が始球式に登板した。元気いっぱいに投げ込んだボールは、バウンドしながら捕手のミットへ。「思ったよりも距離が遠くて届かなかったけど、100点満点かなと思います」とニッコリ笑った。

 この日はスポンサーイベント「ドナルド・マクドナルド・ハウス さっぽろ応援ナイター」が実施された。同ハウスは病気と向き合う子どもとその家族のための滞在施設で、利用者の山角くんが始球式を担当することになった。
 

始球式に登板した山角希くん(右)

 

新庄監督のファン 記念ボールは「自分の部屋に飾ります」

 山角くんは6歳の時に「舟状頭蓋」の手術を受けた影響で、高次脳機能障害などを発症。病気を患いながらも野球やスピードスケートに取り組んできた。日本ハムでは新庄監督のファン。始球式で使用した記念のボールを大事そうに握り「自分の部屋に飾ります」と目を輝かせていた。

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