■パ・リーグ１７回戦　ロッテ５－６日本ハム（８月１５日、エスコンフィールド北海道）

今季６勝目

　日本ハム・加藤貴之投手（３１）が１５日、ロッテ戦（エスコンフィールド北海道）に先発し、５回⅔を投げて３失点（自責１）。６月２３日のロッテ戦以来、約２カ月ぶりの白星となる今季６勝目を挙げた。

六回途中、８３球で降板

　六回途中８３球での降板となり、「勝ちがついたのはうれしいですけど…、自分が不甲斐ないというか、そこがあるので本当にチームが勝って良かったです」と反省しきり。久しぶりの勝利にも「もっと信頼されるように頑張っていきたいです」と笑顔はなかった。

建山コーチ「一つまた勝てば良い流れで８月、９月を乗り切ってくれる」

　早い回での交代に、建山投手コーチは「本人も気にしていましたし、周りもここではないだろうという感じでしたけど、加藤（貴）の流れを変えたくて、一つまた勝てば良い流れで８月、９月を乗り切ってくれると今日は早めに代えました」と説明。次回登板に向けて「勝ちもついたので、いつも通りの（登板）間隔でいけると思います」と大きな期待を寄せていた。