新庄監督 相性優先オーダー? 西武・与座投手攻略キーマンに石井、江越を指名
27、28日の西武戦に向け勘ピューターを働かせた新庄監督
6月28日に地元先発登板が予想される西武・与座とは同22日の2軍戦で対戦
2軍戦の再現だ。日本ハムの新庄剛志監督(51)が27日から那覇で行われる西武との連戦に向け、相性優先の大胆オーダーで勝負する可能性を示唆した。ターゲットは28日の先発が予想される沖縄出身の下手投げ右腕・与座海人投手(27)。攻略のキーマンとして指名したのは、石井一成内野手(29)、江越大賀外野手(30)だ。
石井が押し出し四球 江越が満塁弾放つなど計7得点
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今月22日にイースタン・リーグの西武戦(カーミニーク)で与座が先発してきた。1軍メンバーも出場していた日本ハムは二回に猛攻。石井が押し出しの四球が選び、江越が満塁本塁打を放つなど、7点を奪った。
指揮官はここで苦手意識を植え付けられたと見る。好結果を残した選手は精神的にも優位に立てるため「沖縄で与座くん、来るかな。(オーダーは)石井くん、江越くんで並べようかな。やっぱり打たれたイメージが残ると思うから。四球、出るんじゃないですか」と不敵に笑った。
勘ピューター発動させ KG&メンディも合いそう
いつものように、対戦投手のフォームや球種を分析し、自軍の打者のタイプと照らし合わせる作業も忘れない。勘ピューターを働かせつつ「下手投げのピッチャーは、なんか、KG(加藤豪)が合いそうな感じがしますよ。メンディ(アルカンタラ)も合いそうだな」と想定。心理戦はもう、始まっている。相手の急所を突くように、嫌がる作戦を実行する。