ファイターズ
2023/06/05 17:55

鎌ケ谷発企画「待ってろエスコンF」 第2回は柿木蓮投手

戦力外からの再出発 かつて夏の甲子園を制した右腕の今に迫る

 2軍で泥にまみれながら己を磨くダイヤの原石たちにスポットを当てた企画「待ってろエスコンF ~鎌ケ谷チャレンジャーズの今に迫る~」。近い将来、新球場のスターになる可能性を秘めた若きタレント候補の現状を掘り下げる。不定期連載の第2弾は、18年ドラフト5位の高卒5年目・柿木蓮投手(22)。昨年10月に戦力外となり、育成選手として再契約した右腕はいかにして、どん底からはい上がろうとしているのか、聞いた。

背番号が3桁になって変わった意識

―今季は2軍で圧倒的な成績を残している。16試合に登板し3勝0敗2Sの防御率0・39
「ありがとうございます。毎回、調子良くは投げられないので、悪い中でも抑えられているのがいいのかなと思います」

―去年までと変わったところは
「何が5年目で変わったかと言われれば、本当に背番号が(育成の3桁に)変わって、立場が変わって、モチベーションという面では、プロとしてはダメなんですけど、こういう立場になってから上がった。そこが一番だと思います」

納得と悔しさと雪辱を期す思い 現役続行の決め手は「見返してやろうっていう気持ち」

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