ファイターズ
2023/03/15 21:50

江越 右手首骨折でもサヨナラ打「心は折れなかった」

九回1死満塁、サヨナラ打を放ち、ナインとハイタッチする江越(撮影・村本典之)

■オープン戦 西武1ー2日本ハム(3月15日、エスコンフィールド北海道)

九回1死満塁で殊勲の一打 試合後に新庄監督が骨折の事実を公表

 骨が折れていても打つ。日本ハムの江越大賀外野手(30)が15日、エスコンフィールド北海道で行われた西武とのオープン戦に途中出場し、九回1死満塁でサヨナラ打を放った。試合後、新庄剛志監督(51)は、江越の右手首が骨折していたことを公表。手負いの元虎戦士が痛みを抱えながら執念で〝新球場1勝〟をもたらした。

 一つの事実が明らかになった。サヨナラ勝ちの余韻が残る中、会見場に姿を現した新庄監督が右手首を差し「今まで黙っていたんですけど、彼(江越)は本当に強い選手。実は骨折しているんですよ。骨折していて出場をさせている」と説明した。2軍降格やリハビリ専念の措置は取らず「本人に骨折していようがやれるという気持ちがあれば、期待に応えたい」と1軍に帯同させていた。

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