ファイターズ
2023/03/07 21:05

新球場エスコンフィールド北海道 改修なしでの使用OK NPBが発表

野球振興活動への寄付が条件の一つ 12球団が全会一致で了承

 日本野球機構(NPB)は7日、プロ野球日本ハムの新球場「エスコンフィールド北海道」のファウルゾーンが規定より狭い問題で、球団が今後ルール順守を徹底し、NPBに野球振興活動への寄付を行うことを条件に改修せず使用することを認めたと発表した。寄付の金額は明らかにしていないが、改修費の試算を目安に日本ハムが決める。

 6日に行われた実行委員会で榊原定征コミッショナーが「魅力ある野球をファンに披露する、見ていただく、という基本姿勢に立ち返る」と述べ、球場の形態を継続することを提案。日本ハムが2つの条件を満たすことを前提に、12球団が全会一致で了承した。昨年11月の臨時12球団代表者会議では日本ハムが2023年、24年のシーズンオフを使い、規則に沿うように改修することが決まっていた。

声明発表の日本ハム ファウルゾーン問題を謝罪し「球界の発展に尽くしていく」

 日本ハムは「野球界に混乱を招き、ファンの皆さま、関係各位へ多大なご迷惑をおかけしましたことを謹んでおわび申し上げます。以後、各種規則、規定、協約等の順守をお約束し、魅力ある野球をファンの皆さまに提供して球界の発展に尽くしてまいります」と声明を出した。

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