ファイターズ
2023/02/18 21:35

侍ジャパンの伊藤 憧れのダルとブルペンで初共演 「追いロジン」も披露

ダルビッシュ有(右)と並んでブルペン入りした伊藤(撮影・村本典之)

日本代表合宿でダルと並び投球練習 「ソワソワしながらでした」

 憧れの人と〝初共演〟だ。3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する日本代表の日本ハム・伊藤大海投手(25)が18日、宮崎で行われた強化合宿で初のブルペン入り。オフに合同自主トレを行った米大リーグ・パドレスのダルビッシュ有投手(36)と並んで投球練習を行った。

 背後で投げるダルビッシュの球筋を伊藤はチラ見していた。ほぼ同時に投球練習を開始し、多彩な変化球を交えて35球を投げた。捕手の後方では投手陣がメジャー右腕のピッチングを凝視しており「(僕も)普通に見たかった」と苦笑い。「憧れの存在というか、自分が夢をもらった人の横で投げているということで、ソワソワしながらでした」とドキドキだった。

ダルも高評価「コントロールが良い形でまとまっていた」

 投球を開始する前には「一番に準備できていたんですけど」と言うものの、どのレーンを使っていいか右往左往。結果、ダルビッシュ、今永(DeNA)という先輩2投手に挟まれる形となった。緊張感が高まる中、「2人に引き出させてもらえて、うまいこと投げられたかなと思います」と集中。投球後にはダルビッシュと会話を交わし、「コントロールが良い形でまとまっていたねと言っていただきました」とお褒めの言葉をもらった。

あわせて読みたい