ファイターズ
2022/04/07 00:17

野村止まらん!先制1号ソロに「最高の形になって良かった」

三回1死、野村が左越え先制本塁打を放つ(撮影・桜田史宏)

■日本ハム3-2ロッテ(6日、札幌ドーム)

 1番に起用された若きスラッガーが、新庄ビッグボスの期待に応えた。「1番・三塁」でフル出場した野村佑希内野手(21)が三回、ロッテの先発左腕・本前の直球を左翼席に運んだ。大きな放物線を描いた先制の1号ソロを「何とか先制点を取りたいという気持ちで、思い切っていった結果、最高の形になって良かったです」と喜んだ。五回には遊撃内野安打もマークし、2試合連続マルチ安打を記録した。前日5日に1軍昇格した野村が、得点力向上へ期待通りの働きを見せている。

先発・加藤は七回途中2失点の好投も「悔しい気持ち」

 今季2度目の先発マウンドに上がった加藤貴之投手(29)は6回⅔、2失点の好投を見せた。一回から加藤らしいテンポの良い投球を披露。六回までわずか73球、無失点と快調だった。

 2点リードの七回2死二、三塁の場面で降板となった。後を受けた杉浦が暴投と適時打で追いつかれ、今季初勝利はお預けとなった。加藤は「七回に先頭バッターをフォアボールで出してしまったことが全てです。嫌な流れで、後ろのピッチャーにつなげてしまい、悔しい気持ちです」と唇をかんだ。

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