ファイターズ
《ハム番24時》智弁和歌山ならではの技術 10月19日
先日まで行われていたソフトバンクとのCS(クライマックスシリーズ)ファイナルステージでは、西川と細川、そしてソフトバンクの小林樹を交えた智弁和歌山組で談笑している姿が見受けられた。大舞台で同じ出身校の選手が揃うのも、うれしい瞬間だろう。
記者は、智弁和歌山高出身の打者は選球眼に優れているという印象を持っている。西川は打率.194に対して、出塁率が.351。細川は打率.219、出塁率.326。規定打席に乗っている楽天・黒川も45四球を記録するなど、3選手とも、打席の中でカウントを整えるすべが身に付いているように見える。
細川に尋ねると、その一端を明かしてくれた。「(前監督の)高嶋先生の時は、低めの変化球を振ったら怒られていたので、低めの変化球を振らずにゾーンを上げて打つっていうのは徹底していた」と振り返る。「もちろん(西川)遥輝さんもそうですし、黒川さんも、勝負を懸けるところと待つところの駆け引きだったり、いくところはいって、待つところは待つ。それを曖昧にせずに割り切りながら勝負するっていうのは見習うべきところだと思います」
高校時代に叩き込まれた教えは、プロの舞台でも生きている。智弁和歌山で育まれた打席での駆け引きは、これからも大きな武器になりそうだ。