ファイターズ
《ハム番24時》上原の証言 待機組の予感が的中 10月14日
CSファーストステージでベンチ外だった上原がチームに合流し、出場選手登録された。準備は万端で「(コーチ陣に)言われているのは7連投。どこまででも行くよという感じなので。実際に行くか行かないかは僕が決めることではないですけど、気持ちはそのつもりでいます」と気合十分だった。
西武に勝ち越さないと、出番が訪れないシビアな立場だった。どんな気持ちでファーストステージを見ていたのか聞くと「ウズウズというよりも、他力本願すぎて、とにかく頑張ってくれという感情しかありませんでした。みんなと同じか、それ以上の緊張感で見ていました」と明かした。
初戦を落とし、崖っぷちに立たされた。2戦目の朝、練習のためにエスコンを訪れると、悲壮感は全くなかったという。伊藤、山崎、北山、加藤貴、池田らが顔を合わせていたが、揃って逆転突破を確信しているようなそぶりだった。「みんなで『いけるっしょ。俺らは何もできんけど、大丈夫じゃね』みたいな感じでした」と、当時の軽いノリの会話を再現してくれた。
記者は不思議に思い、何かそう考える根拠はあったのかと質問したら「根拠は全く分かりません(笑)。でもみんな福岡で投げることになると。それ以来、僕も先発陣も勝ちが決まっているかのように調整していました」と笑って振り返った。ポジティブな思考や行動はファイターズの強み。彼らの裏付けのない自信が、妙に頼もしかった。