高校野球
とわの森が初優勝に王手 背番号20の石垣樹が決勝打【秋季全道準決勝】
■秋季全道高校野球大会 第6日(10月14日、札幌・大和ハウスプレミストドーム)
▽準決勝 武修館1-4とわの森
3季通じて初の決勝進出
創部37年目のとわの森が、中盤の逆転劇で4-1と武修館を撃破。3季通じて初の決勝に駒を進め、甲子園初切符に王手をかけた。投げては、エース左腕・藤村瑠空(りゅうく)投手(2年)が、9回1失点で2試合連続完投すれば、同点で迎えた六回一、三塁でDHの石垣樹外野手(2年)が左前に勝ち越し適時打。八回には、2死二塁から9番・鈴木瑞希内野手(2年)のダメ押し2ランも飛び出した。
バット1本にかける背番号20の石垣が、野球部の歴史を塗り替える大仕事をやってのけた。五回の第2打席では先頭で投手強襲安打で出塁し、1死一、二塁から鈴木の二塁打で同点のホームを踏んでいた。六回の第3打席は得点圏に走者を置いての1-1からの3球目。「あそこは打つしかないと思っていた」。内角の直球を左前に弾き返す勝ち越しの適時打。「1打席目にちょっと高めのボールを振っていたので、ほんの少し目線を落としてやったら、そのまま真ん中に真っすぐが来た。決勝は初めてなので、素直に嬉しいです」と声を弾ませた。

背番号に込めたプレッシャー
この秋、初めてベンチ入り。支部1回戦の札幌手稲戦で「5番・DH」で出場するなど、全道2回戦を除き、5試合スタメン。石垣の背番号20について、前田監督には思惑があった。「プレッシャーをかけたいなと思っていた。DHなので、守備やらなくていいとかにはなってほしくないと思った。もうギリギリのところで入っているんだという意識で、そういう状態の方が彼は何かやるんじゃないか」と期待を寄せている。
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