《SHINJOの信条》慣れているでしょ、大海も。(温存策は)前もやったし。来るもんだと思って待っていたから
■2026 パーソル CS パ ファーストS第3戦 日本ハム4-1西武(10月12日、ベルーナドーム) 試合詳細はコチラ
試合後、取材に応じた新庄剛志監督(54)の一問一答は以下の通り。
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―(2勝1敗でファーストステージ突破を決め)
「よくやってくれました、みんな。最初に負けて、きのう勝って。さあ、きょうはどうなるかな、というところでね。ファンのみんなも楽しみな試合を待っていてくれる中、伊藤くんが、ファーストベースカバーに行った時にちょっと腰を痛めて。あれ、腰だったんですよ。で、(その後の)ピッチャー返しで足(を負傷)。それで腰が治ったと思う(笑)。だいたい人間は1個しか痛いところが分からないから。帳尻を合わせて」
試合終了後、スタンドのファンに向かってあいさつする新庄監督=撮影・桜田史宏
―実際、打球が当たった後、左足を少し引きずっていたが
「すごい打球速度でした。でもアドレナリンが出ていたと思うから。よく投げきりましたね。本当に」
―病院に行き、検査をするのか
「どうでしょう? ちょっと分からない。レントゲンを撮らないといけないのかもしれないし」
―CSが始まる前から、ファーストとファイナルのトータルで考えると話していた。理想的な形で勝ち上がれたのではないか
「それはゲームをつくってくれたからですよ、先発ピッチャーが。あとはきょうも(孫)イーレイが2回投げてくれて。今回はピッチャーの踏ん張りがものすごく大きかったですね。ただ、3連投とか言っていられないですからね。あした休んでから、また新たな気持ちで。あとマックスでも7試合でしょ。長い(笑)」
―打線が先制、中押しと流れをつかんだ
「ポイントは奈良間くんと山県くんだったんですよ。いい振りをしているし、こういうシリーズというのはだいたい2人ぐらいキー選手が現れるというところはあるので。ちょっと水野くんは外して。レイエスもあまり調子が良くないから打順を下げて。結局は打率が良い順ですよ」
―左の武内に対して右打者を8人並べたが
「あまり変わらないですから、(右でも左でも)打率は。こればかりはもう練習のスイングと武内くんの軌道で合わせようかなと」
―もし2戦目で負けてしまったら伊藤を使えないまま終わったが、迷いはなかったか
「慣れているでしょ、(伊藤)大海も。(温存策は)前もやったし。伊藤くんももう来るもんだと思って待っていたから。きのうはエスコンにいたよね。ヘリコプターでも乗ってくるのかなと思って(笑)。大丈夫かなと思いながらも」
―きのうはミスが5つ出たが、きょうは偽装スクイズやバントがしっかり決まった
「あの偽装スクイズはワンバウンドのイメージでした。球が速いから。フォークボールのワンバウンドではじいてくれたらいいかなというところで。あれは捕れないですね。めちゃくちゃ球が速いし」
―シーズン中から仕掛けてきた
「(相手の視点では)やってくるだろう、でしょう。やってくるだろうが70%ぐらいあるので、きた!というところで引っ掛けてしまった1点ですね。読まれているのはもう分かっていて、こっちがいつ仕掛けるかですから」
―大事なところで裏をかいて得点できた
「そうね。つくり上げてきたものがある。そのへんの駆け引きは大変ですよ。(相手は)新庄剛志をどう考えているのかということから始まって、裏の裏をいって、表かな裏かなというところの駆け引きで、きょうは偽装」
―ファイナルも駆け引きを楽しみにしていいか
「楽しみというか、もう分かりきっているでしょう、向こうも。でも、あまり動いていないですよね、今回」
―1年目、2年目と比較すれば
「武内くんはバンバンバンバン投げてくるタイプなので、ストライクを。かけやすかったといえば、かけやすかったんですけど。奈良間くんの調子がいいから、あそこはセーフティースクイズとか考えるのはやめて、初球からどんどん打たせにいこうと。きっちり外野フライを打ってくれて」
―偽装スクイズは珍しい
「やっていた、やっていた。ちょっと構えるタイミングは遅かったけど。右ピッチャーだったらランナーの動きを見て、次、走ったらリリースポイントの手前でコントロールし始めるから。だいたいフォークが多いですよ。あれがボールになった後のスクイズも面白いかなというところは考えて。エンドランでも面白いですけどね。あれだけの速いボールは難しいですけど、もうあと1点が欲しいところだったので。それはもう正解がどっちか分からないですけど、やってみる価値はあります。失敗したら、またいらんことしていると。やかましいわと。そんなに失敗していないですよね、こういう作戦は。僕が目立つから、1回の失敗が150回ぐらいの失敗に思われるんですよ。成功の方が多いっつうの(笑)。あとは福岡。あしたは休む暇がないですけど、福岡に行ってパパッと勝ちたいね。盛り上げるために」
―小久保裕紀監督のソフトバンクを倒すと
「逆があるからね、こればかりは。シーズン中はもうカモだったけど、逆あるからね、こればかりは」
―秘策のようなものは考えているか
「常に考えている。今年の開幕戦から考えている。毎試合」
―失うものがなく、いい意味でリラックスしながら戦えるか
「リーグ優勝していないですもん。そこが一番です。挑戦者でいけますから」
―3年連続ファイナル進出。チーム力として手応えは
「そこ目指していない。もう3位はBクラスと一緒ですから。全国のファイターズファンは優勝しか思っていなかったでしょうし。僕たちもそうだったし」
―2勝のアドバンテージは例年以上に厳しい
「何勝でもいいですよ、もう」
―小久保監督をギャフンと言わせたいか
「(本当の意味でやり返せるとしたら)レギュラーシーズンでしょ。そこは譲れないね」