ファイターズ
2026/10/10 14:40 NEW

《ハム番24時》郡司が提唱する「ヤンキー掃除の理論」 10月10日


 CSの戦い方や心構えについて、郡司に話を聞いていた。移籍2年目の2024年。プロ入り後、初めて規定打席に到達するなど、飛躍の年だったが、CSになると一変した。ファースト、ファイナルを通じて無安打。四球は2つあったが「16タコしたんですよ。ファースト、ファイナル通じて1本も打てずに終わったんです」と苦い記憶に触れた。

 いつもポジティブで、結果が悪い時も取材に応じてくれる。でも内心は落胆していたのではないかと想像し、当時の胸の内を尋ねると「万中(万波)が劇的な一発を打ってくれたり、僕が打てなくても目立たなかった。チームとしては最下位からよく2位に上がってきたという雰囲気でしたし、そんなにダメージはなかったです」と回想。続けて「僕がいつも言うように『ヤンキー掃除の理論』ですよ」と強調した。

 25年のCSでは本塁打1本を含む9安打をマークし、好守も披露した。自身の活躍に触れる時、「不良生徒がちょっと掃除したら、めちゃくちゃ褒められる。毎日、掃除しているやつの方が偉いに決まっているやろ、みたいな感じですよ」と、自らをヤンキー側に見立てて謙そんしていた。

 確かに昨年まで松本剛、伏見、石井ら頼れる先輩がいて引っ張ってくれた。記者は、今は主力=優等生側として見られていて、ヤンキー側の理屈は当てはまらないのではないか、と疑問をぶつけてみた。すると郡司は諦めたような表情で同意し「プラスアルファで新しい掃除方法を見つけないと、みたいな感じになってきています。みんなにちゃんとやらせるまで求められますかね。段階というやつですか…。もう不良ではなくなって良かったです(笑)」 。緊張や気負いは全く感じさせない。CSに入っても彼の頭脳とトークは平常運転だった。

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