芸能
2025/05/28 17:00

【タイトル未定の日常】#56 阿部葉菜と山下彩耶 一番笑う2人によるマシンガントーク

「タイトル未定の日常」#56は阿部葉菜(左)と山下彩耶=提供写真

ネタが尽きない2人

 今回の「タイトル未定の日常」は、阿部葉菜と山下彩耶の対談。山下が負傷でライブを休んでいた時期の話や、グループの楽屋などでの様子などを語り合った。

最初は互いに意識する存在だった

山下「初めて会ったのは、タイトル未定加入前にワンマンライブ『浸る大地』を見に行ったときです」

阿部「そのときはアイドルしかいなかった事務所に、初めてタレント枠として入ってきた子だったから、この子のおかげで事務所の幅が広がるんだって思った記憶があるよ」

山下「彩耶は所属する前からタイトル未定を知っていたし、1対1で話したことはなかったですけど、何となくメンバーのキャラクターはわかっていた上でライブを見ました。葉菜ちゃんは改めてパワーをもらえる人だなと。ライブで一番、葉菜ちゃんの存在に惹かれました。ステージ上で見る葉菜ちゃんは、シルエットが大きく見えたし、力強い歌声が印象的でした」

阿部「加入前にも私たちが出演したイベントで彩耶ちゃんがMCをしていたよね。ちょっと挨拶したときは、キラキラしていたのもあって、緊張してたよ。加入する前は、気軽に行けなさそうな感じかもしれないと思っていたけど…」

山下「え、怖い、怖い」

阿部「ニコニコちゃんだった。すごくかわいい笑顔をするし『先輩、先輩』って来てくれる。最近だと彩耶ちゃんが配信していたときに、私がXでグループ5周年のポストをしたら、それに対して1人で涙を流してくれていたよね」

山下「配信していて、一旦終わってSNSを見たら、それが流れてきて泣いちゃいました…」

阿部「ファンの方が彩耶ちゃんが泣きながら配信してるよって言うから、急いで見に行ったよ。すごく感受性豊かだったり、加入前から印象はガラッと変わったな」

山下「彩耶は、大まかなイメージは葉菜ちゃんがメンバーの中で一番変わってないかもしれないです。(谷)乃愛ちゃんとか(冨樫)優花ちゃんに比べたら、一番変わらないです。まず明るくて、元気をもらえる。もうパワースポットみたいだなとずっと思ってます。そして、真面目です。タイトル未定にリーダーとかはいないけど、何となく彩耶の中では頼りがいがあるというか、まとめてくれるリーダー的な立ち位置にいるなというのを、日々強く感じてます。でも抱えすぎてないかなと心配になるときもあって、体調を崩したり、ちょっとでも元気がなかったら心配になっちゃいます。でも、基本的にはあんまり波がなくて、朝でも夜でも、いつでも元気だし、パワーをくれます。葉菜ちゃんが発言する言葉だったり、SNSの言葉ってどこから出てきているんだろう? っていうぐらい、グサッと刺さるし、ツッコミとかも的確ですよね」

阿部「めっちゃ笑ってくれるよね。一番笑ってくれる。私がちょっと『○○っぽい』って言って、みんなが笑ったら、その後も『いや、すごいな』とかって言って笑ってるもんね(笑)」

笑いに変えた方がやりやすい

山下「それこそ、こういう葉菜ちゃんと1対1の対談がなかったですよね。今回やっとです。一番笑うし、一番食べる2人だと思ってます」

阿部「確かに。意外な一面とかはある?」

山下「彩耶は葉菜ちゃんに頼り過ぎちゃうときもあるし、みんなからも信頼されているから、みんなも頼りやすいと思うんですけど、葉菜ちゃん自身が具合悪いときとかは、ちゃんと頼ってくれるんだなと思います。あと悪口じゃないんですけど…」

阿部「どうぞ、どうぞ」

山下「完璧さんだと思ってたんです。運動できます、勉強できます、絵が描けます、歌できます、踊ります、みたいな。でも、意外と天然だぞっていうところも感じます。ちょっと多田萌加臭を感じるというか。そういうところを見たときにうれしくなっちゃいます」

阿部「ヘマするとみんな喜ぶよね(笑)」

山下「同じ人間だったと思えて『ウエーイ』ってなる。歌を歌えるのに、自分で録音した歌を1回聴かせてもらったときも、全然歌えてなかったです(笑)」

阿部「それがあまりにもおもしろいから、消化したくてメンバーに聴かせた(笑)。昔は絶対そういうところを見せたくなかったよ。恥ずかしいし、ちゃんと完璧でいたいと思って。でも、みんな笑ってくれるし、その方がやりやすいなと思って」

山下「味しめちゃった(笑)」

阿部「『みんな、静かにして』って言ってから、ちゃんと聴かせてるからね」

山下「そういうところが意外でした。引き出したら何でも出てきますよね。おもしろいです。葉菜ちゃんは逆にありますか?」

阿部「見た目はギャルだけど、努力している部分を顔にもあんまり出さない。でも、ちゃんと感情を持っているから、もっと出せばいいのに」

山下「出てませんか?」

阿部「今出てるのも出てるんだけど、もっと言ってもいいのにって思う。『これできた』とか『○○のために○○したよ』とか。ストイックにやっているから、それを出していいのにって思うな」

山下「めっちゃいいアドバイスをいただきました」

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