ファイターズ
2024/05/10 23:35

福島蓮が〝令和の怪物〟佐々木朗希との投げ合いから大きな学び「経験が違うなと…」

ロッテ戦に先発し、朗希との投げ合いを演じた福島=撮影・小田岳史

■パ・リーグ7回戦 ロッテ3-6日本ハム(5月10日、エスコンフィールド北海道)

 日本ハムの福島蓮投手(21)が10日、エスコンフィールド北海道で行われたロッテ戦に先発し、五回途中3失点でマウンドを降りた。デビューから2試合連続で好投し、つかみ取った3度目の登板機会。プロ初勝利は遠かったが、〝令和の怪物〟佐々木朗希投手(22)との投げ合いから大きな学びを得た。

最速152キロ直球中心に投球

 真っ正面から力と力の勝負を挑んだ。最速152キロを計測したストレートを中心に、臆することなく強打者に立ち向かった。立ち上がりの一回は、先頭打者の岡に二塁打を浴びながらも、後続をシャットアウト。序盤3イニングは粘りながら、スコアボードに「0」を刻んだ。

制球面の課題を露呈

 しかし、勢いと能力だけで乗り切れるほど、プロの世界は甘くないと自覚する。1点リードの四回は先頭を四球で歩かせ、4番・ソトに2ランを被弾。「ホームランはカウントを悪くして四球を出したくない思いから、甘くなってしまいました。前の打者も四球だったので、連続は嫌だなって。そういう状況を自分でつくってしまい力不足です」と制球面の課題を露呈し、猛省した。

福島にとって理想型といえる朗希

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