コンサドーレ
2024/05/08 20:00

札幌MF長谷川竜也が古巣・川崎戦へ〝モンスター〟から刺激

今季新加入のMF長谷川は尊敬するプロボクサー・井上尚弥の世界戦を刺激に古巣の川崎戦へ意気込む=撮影・西川薫

■5月8日(札幌ドームサブグラウンド)

 北海道コンサドーレ札幌は、11日のアウェー川崎戦(U等々力)へ練習を再開した。6日のFC東京戦に先発出場したメンバーはボール回しなど軽めのメニューで終え、残りのメンバーはハーフコートで8対8のミニゲームなどで汗を流した。今季新加入したMF長谷川竜也(30)は、異競技の〝モンスター〟に刺激を受け、プロデビューした古巣との戦いに挑む。

「胸が痛くなりました。緊張しました」

 この日から宮の沢は芝生養生期間に入るために、練習拠点は札幌ドーム屋外へ移動。季節外れの極寒に加え強風で体感気温は1桁。それでも練習後、長谷川が「見ました。胸が痛くなりました。緊張しました、めちゃくちゃ」と少し興奮気味に振り返ったのが、5月6日に東京ドームで行われた、プロボクシング4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ、井上尚弥(31)対ルイス・ネリの一戦だ。

FC東京戦の後、リアルタイム視聴

 井上は長谷川と同じ1993年世代の同学年。クラブのプロフィルでも注目しているスポーツ選手に井上の名前を挙げている。6日は札幌ドームで午後2時からFC東京戦が行われ、長谷川は後半42分から途中出場。同日夜の一戦はリアルタイムで視聴したという。「あれだけ国民の期待を背負ってる選手もなかなかいない。そのプレッシャーに打ち勝つとか、己に打ち勝つところは、すごく学びましたね」。鍛え抜いた己の拳1つで世界の頂点に君臨し続ける王者を尊敬している。

僕らも彼のように人の活力になれたら

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