ファイターズ
2024/03/01 20:15

日本ハムが能登半島地震の支援募金活動 木田GM代行「少しでも皆さんの生活を取り戻せるように協力したい」

募金活動をする谷内(左)=撮影・松本奈央

木田GM代行、谷内コーチ、矢沢、達が参加 新潟2選手も

 日本ハムとオイシックス新潟が1日、エスコンフィールド北海道で開催されたイースタン・リーグ春季教育リーグの試合前に、能登半島地震の復興支援を呼びかける募金活動を行った。

 日本ハムからは2013、14年シーズンに石川ミリオンスターズでプレーした木田GM代行、金沢出身の谷内内野守備走塁コーチ、矢沢、達の4人が参加。オイシックスの2選手とともに寄付を募り、写真撮影などに応じた。

募金活動をする達(右)

 

木田GM代行「なんとか協力できることは」

 現役生活の晩年を石川で過ごした木田GM代行は、昨年末も同地を訪問。谷内コーチを交えて現地の人と食事をするなど、旧交を温めていた。直後に発生した大地震に心を痛めており「石川県にお世話になった人がたくさんいるので、最初に安否が頭をよぎった。ああいう状況で連絡を取れる人、取れない人がいる中で、実際に大変な思いをしている人たちがいた。なんとか協力できることは、したいとずっと思っていた」と神妙な面持ちで語った。

募金活動をする木田GM代行(右)

 

2日の試合前にも実施

 一日も早い復興と生活再建を願い、エスコンフィールド北海道では2日の試合前にも募金活動が行われる。木田GM代行は「石川に行って、日本海の美しい景色や昔ながらの情緒あふれる町並みがたくさんあった。そういうものが崩れたところもある。完全に元に戻ることは、もうないのかもしれないけど、少しでも皆さんの生活を取り戻せるように協力したい。今回、ファイターズが(募金に)取り組むことに協力してくださった方々に、本当に感謝しています」と頭を下げた。惜しみない支援が、次代を育む。

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