日本ハムの伊藤大海投手（２６）が２９日、エスコンフィールド北海道で行われたチーム練習に参加し、ブルペンで２３球を投げ込んだ。開幕投手に内定している右腕は、３月１日の春季教育リーグ・オイシックス新潟戦で今季初の実戦マウンドに上がる。一問一答は以下の通り。

ー北海道に帰ってきた
「やっぱり、こっちの空気が好きだなと感じました」


ーエスコンで練習
「よりシーズンに向けて緊張感が出て、いよいよ始まるなという感じがしました」

ーファンが見守る中でブルペン投球を行った。感触は
「きょうはいいボールが投げられたけど、沖縄とは湿度が全然、違う。あしたのために、きょう入っておいて良かった」

ー初登板のテーマは
「実戦自体が初めてなので、まずしっかりストライクを取ること。イニングはまだ決まってないけど、しっかりアウト一つずつに集中したい」

ー初実戦でのチェックポイント
「まず、しっかり真っすぐを強く投げること。そこだけかなと思います」


ーエスコンで初登板
「日数的にもちょうど良かったし、いいタイミングだったので。エスコンでスタートを切れるのは、すごくうれしいこと」

ー開幕まで１カ月、調整をどう進める

「けがなく一日一日を丁寧にやっていくことがすごく大事だと思います。データであったり、いろいろなことに目を向けながら、あと１カ月いい時間を過ごせるようにやっていきたい」


ーブルペンではボールを確かめる様子が
「やっぱり乾燥してるなというのが第一印象。沖縄は湿気交じりですごく投げやすい感じだった。何か違うな？と思いながら２３球投げた。最後の方は何球かいいボールがあったので、あしたは不安なく１球目から入っていけると思う」

ー乾燥の影響は
「手に付かない感じもあるし、ちょっとボールが、変化球に関しては、いつよもより滑っちゃう。手の滑りじゃなくてボール自体の滑りが大きくなる感覚はありました。ゲームになると、また変わってくると思うので、一球一球大事にやりたいなと思います」

ーイニングは
「１イニング予定で、球数次第で２イニングという感じでいきます」


ー球数は
「１５から２５球ぐらい。もしかすると１０球で１イニングが終わっちゃう可能性もある。この時期はバッターも振ってくるので。ちょっと兼ね合いを見ながらです」

ー満を持してのマウンド。不安や心配事は
「ないですね。ストライクが入るかなっていうぐらいですね。ストライクを取れれば、あしたはＯＫかなと思います」

ー投球練習の最初にカーブを続けていた
「ボール、手の感じがちょっと気持ち悪かったので、カーブでどんなものかなって確かめるために投げてました」


ーキャンプでもカーブから入ることが多かった
「ブルペンは毎回カーブから入ってます。けど、きょうはちょっと、それが多かったです。カーブが一番、打点が高くなりやすい。それ以上になることもないですし、そこから微調整していく感じ。最初のカーブだけは、いつもカウントしてもらわずに５球ぐらい投げる。自分の感覚を出して『真っすぐからカウントお願いします』みたいな感じでいつもやってます」

ーカーブを投げてから、リリースポイントを下げていく
「下げていくのは簡単なんだけど、下げたところから上げるのは難しい。最初に高い位置でやっちゃうと…。こっち（下げるの）は融通が利くイメージです」