ファイターズ
2024/01/27 21:25

吉田輝星とのトレードで加入した黒木優太 キャンプイン心待ちも〝課題〟あり「まだ無理です(笑)」

ブルペン投球を終えて笑顔で捕手と話す黒木=撮影・近藤裕介

鎌ケ谷で初ブルペン 熱投30球

 日本ハムに新加入した黒木優太投手(29)が27日、初めて鎌ケ谷のブルペンに入った。捕手を座らせ、時折「うりゃ」と声を上げながら、30球を熱投した。昨年11月に吉田輝星投手(23)とのトレードでオリックスから移籍。「やっぱり環境も違いますし、知っている人もそんなにいない。周りに気を遣いながら、人の顔と名前を早く一致させて、ちょっとずつ溶け込んでいけるように。ルーキーのときみたいな感じですね」と、フレッシュな気持ちで自主トレに励んでいる。

例年よりハイペースで調整

 新天地で暴れる準備は順調だ。例年、キャンプ前のブルペン入りは1、2回だが、今年はすでに「4、5回目」と、ハイペースで調整を進めてきた。日本ハムでの初実戦はキャンプ2クール目以降の予定。「1クール目に行けと言われてもいいぐらい仕上げている。キャンプでもうちょっと詰めるところを詰めて、3月の実戦でどれだけ結果を残せるか」と、勝負どころを見定めている。

オリックスの合同送別会でも

 直近の〝課題〟は、友達づくり。球団施設での練習機会はまだ数えるほどで、交流を深められた選手は「いるわけないじゃないですかー」と苦笑いだった。黒木とドジャース移籍が決まった山本由伸、巨人にトレード移籍した近藤大亮の合同送別会が25日に大阪で開かれた際には、大勢集まったオリックスの元チームメートたちからも「友達できるといいね」と、冗談交じりに心配されたという。

由伸の気配り術がお手本

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