ファイターズ
2021/11/08 15:15

新庄監督沖縄に上陸!空港のファンや観光客200人超がくぎ付け

まるでハリウッドスター!那覇空港にさっそうと降り立った新庄監督(撮影・松本奈央)

 ビッグボス、全身黒コーデで沖縄上陸! 日本ハムの新庄剛志新監督(49)が7日、空路で沖縄入りした。きょう8日から、国頭村で行われている秋季キャンプを視察し、選手と初対面を果たす予定だ。那覇空港の到着ロビーには多くの報道陣やファンら200人超が集まり、まさに“新庄フィーバー”状態となった。

 午後1時17分。スターの登場に那覇空港がざわめいた。深紅のスーツだった4日の監督就任会見とは一転、ダークな色合いで統一されたおしゃれコーデで到着ロビーに現れたビッグボス。詰めかけたファンや居合わせた観光客など、総勢200人超の視線をくぎ付けにした。
 言葉は発しなかったが、ファンからの「ビッグボス、ちばりよー(沖縄の方言で頑張れ)」の声には、とびっきりの新庄スマイルで応えた。親指と小指を立てる得意のポーズも披露し、オーラを振りまきながら、さっそうと空港を後にした。
 圧倒的な存在感は、ファンのみならず、野球に興味のない人まで振り向かせる。観光帰りにたまたま那覇空港で新指揮官の到着を見た埼玉在住の60代女性は「芸能人かと思った。格好がすごかった」。東京在住の50代女性も「オーラがあって、出てきてすぐ分かった。野球は全然、興味がないんですけど、新庄さんがやるなら面白そう。コロナ禍ですけど、前向きなので楽しみです」と興奮気味に話した。
 自身のツイッターでは、6日に「あした(7日)から沖縄入りし、速攻、沖縄そば食べに行こう」と予告していた。7日午前にはインスタグラムに「早くみんなに会いたいぜ 今から行ってきます!!」と投稿。沖縄入り、そしてキャンプ視察を待ちわびていた。
 もちろん、1番の目的は沖縄そばではなく、秋季キャンプで汗を流す選手たちを直接、見ることにある。今年1年、日本ハムの試合を2軍戦まで数多く見て、プレーをチェックしてきた。
 それでも就任会見では「選手の顔と名前を全く知らない」。若手選手たちにとっては、顔と名前を覚えてもらう貴重なアピールの場が早速、訪れる。
 現役時代は中堅手としてゴールデングラブ10度受賞の実績を持つ新庄監督。守備には特に強いこだわりを持つ。会見では「監督兼外野守備コーチをやる」とも明言した。今川、五十幡、万波ら若手外野陣に早速“初指導”を行う可能性も十分、考えられる。監督としての“新庄劇場”が、南国・沖縄でいよいよ幕を開ける。

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