ファイターズ
2023/12/01 21:20

【一問一答】上原健太 オリからFA移籍した先輩に対抗心「厄介な…ライバルが来たなと(笑)」

幸せいっぱいの上原は来季の目標を掲げポーズを決める(撮影・小田岳史)

 日本ハムの上原健太投手(29)が1日、エスコンフィールド北海道で契約更改交渉に臨み1600万円アップの4000万円でサインした。大卒8年目の今季は19試合に登板し、キャリア最多の4勝をマーク。計100イニング以上を投げ、先発ローテーションの一角を担った。このオフは明大の1学年先輩で同じ左腕の山崎福也投手(31)が、オリックスからFAでチームに加入。ライバルの出現に対抗心を燃やした。一問一答は以下の通り。

【日本ハムの契約更改一覧:12月1日時点】

―サインは
「はい、しました。アップしていただきました」

―想定していた金額と比べて
「このくらいの評価をしていただけて、本当にうれしいなという金額を提示してもらいました」

―球団から伝えられた言葉は
「今シーズンはキャリアハイの成績を収めることができたので、来シーズンはまたスタートから期待しているというふうに言っていただきました」

―自身から球団に伝えことは
「毎年、春先に苦しんでいるので、来シーズンは最初からしっかり頑張ってシーズンを完走したいと言いました」

―今季を振り返って
「これまでにない経験をできたシーズン。シーズンを通して1軍で投げるイメージというのが明確にできた、というのはすごい一番大きな手応えだったかなと思います」

―状態が上がっていなかった春先や2軍で調整していた時期を振り返って
「毎年、同じことの繰り返しなので。ケガをしているか、なかなか良い投球ができないか。それを毎年繰り返している…。今年もそうだったんで、また今年もかという印象だったので、そこはどうにか来年こそは改善していきたいなと思います」

―その時期を乗り越えてキャリアハイの数字。きっかけは
「これまでは、打たれることが怖い。打たれて、打たれて、点を取られることが怖い。抑えないといけない、きれいなピッチングをしないといけないっていうのがあった。立場上、どうしても完璧に抑えたい。なんか、そういうふうにとらわれすぎていたのかなっていうところが大きくて。今年はボスのひと言で、フォアボールを出すな、3つ出したらファームねって言われて、打たれることよりもフォアボールの方が怖くなった。フォアボールが何よりも怖いので、そう思ったら、打たれることが怖くなくなり、どんどんストライクゾーンに投げていくっていう感覚をつかむことができました。それがものすごく大きかったです」

―これまでの野球人生で、それほど響いた監督の言葉はあったか