ファイターズ
2023/05/31 21:25

浅間 待ちに待った実戦復帰「6月中には(1軍に)上がりたい」 2月下旬に左くるぶし骨折

約3カ月ぶりに実戦復帰し、2打席目で左飛を放った浅間(撮影・近藤裕介)

■イースタン・リーグ8回戦 西武3ー1日本ハム(5月31日、鎌ケ谷スタジアム)

3カ月ぶりの試合 ファンの拍手と歓声に感謝

 背番号8が帰ってきた。左くるぶしの骨折で離脱していた日本ハムの浅間大基外野手(26)が31日、2軍西武戦で約3カ月ぶりに実戦復帰を果たした。「7番・DH」で先発し、2打数無安打。予定通り2打席で交代し、「3カ月は長かったんですけど、すごい拍手をいただいて、やっと打席に立てたなと、すごくうれしい気持ちで入れた。感謝しています」と鎌ケ谷に集まったファンに頭を下げた。

快音響かすも2打席ノーヒット 「結果にこだわっていきたい」

 復帰初打席は二回。相手先発・菅井の直球を打つも、二ゴロに終わった。四回の第2打席は2死満塁の好機だったが、代わった2番手・井上に左飛に打ち取られた。2打席とも鋭いスイングで白球を捉え、快音を響かせた。それでも「久しぶりにしては、まあまあ良かったのかなとは思いますけど、きょうの個人的な目標はヒットを打つことだった。そこは達成できなかったので、悔しい気持ちの方が大きいです。2打席目はチャンスだったので、負けていましたし、そこで一本出せなかったので、もう試合に出ている以上は結果にこだわりながらやっていきたい」と気を引き締めた。

2月下旬のオープン戦で骨折 一進一退の末に復帰

 2月の春季キャンプで結果を残し、レギュラー奪取が見えてきた矢先の悪夢だった。同26日の阪神とのオープン戦で守備時に左足を骨折し、途中交代。3月1日に手術を受けた。試合復帰までは約3カ月の見通しだったが、リハビリは順調に進み、一度は5月上旬に復帰する可能性も浮上した。しかし、そこからは一進一退の日々。「日によって痛みの度合いが違ったり、天気によっても違ったり、雨の日はすごい痛かったりが結構あって。無理して他のところにダメージが来たりする場合もあるので、そこは無理せずもう一度考え直してということで、もうちょい早い予定だったんですけど、きょうまでズルズル来てしまった」と苦しい時間を過ごしてきた。

斎藤友や山田らリハビリ組と支え合いながらの日々

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