芸能
2024/06/28 17:00

【タイトル未定の日常】#12 SORAON初参戦! 3人の〝焚き火トーク〟も公開【写真全35カット】

「SORAON 2024」に初出演したタイトル未定。両手を上げてのパフォーマンスで観客との一体感はぐっと高まり、会場のボルテージも最高潮に達した=撮影・小田岳史

MONGOL800やKREVAらと共演

 最高の景色だった―。札幌を拠点に活動するアイドルグループ「タイトル未定」が今月22、23日に新十津川町ふるさと公園イベント広場で行われた「SORAON 2024」に初出演した。MONGOL800やKREVAなどの豪華アーティストと一緒に名を連ね、堂々としたパフォーマンスを披露。22日は7曲、翌23日は8曲を歌い上げた。今回の「タイトル未定の日常」はSORAONのライブレポートに加え、22日終了後に行った〝焚き火トーク〟の模様をお届けする。

SORAONの空気感の中へ

 タイトル未定の3人がステージに登場すると、曇り空に晴れ間が差し込んだ。本格的な野外フェス初参戦のライブは「蜃気楼」の曲でスタート。続く「黎明」では、3人の力強い歌唱でオーディエンスの耳を引き付けた。夏曲の「夏のオレンジ」でさらなるヒートアップを狙うと、手を上げてリズムに乗る観客の数が増えていき、徐々にタイトル未定自身もSORAONが醸し出す空気感の中に溶け込んでいった。その後のMCでは自己紹介を披露し、阿部は「初めましての方々がたくさんいて、豪華な出演者さんが揃っている素敵な会場でライブをさせていただけて、幸せです! タイトル未定、頑張りまーす!!」と元気いっぱいにあいさつした。

ライブ以外もフル回転で盛り上げ

 MC後はフェスにぴったりな「壊せ」で観客と一緒にタオルを振り回し、会場の一体感はさらに強くなった。ライブの終盤に差し掛かると「群青」を新十津川町の空に響かせた。ライブの定番曲「鼓動」で熱気は最高潮となり、最後は「灯火」を歌い上げて1日目のステージを終えた。30分間の堂々としたパフォーマンスを見せ、これまで〝アウェー〟だった地にタイトル未定の名を刻んだ。ライブ以外にも、クラフトビール売り場で売り子を務めるなど、フル回転でフェスの盛り上げに一役買った。


【焚き火トーク】

阿部「ライブ楽しかった!」

冨樫「天気が晴れて、すごい広い青空の下でライブをできたのがすごく嬉しかったね」

   「めちゃくちゃ緊張したけど、奥の方にいた方まで見てくださったし、家族で座るようなスペースのところまで人がいっぱいいて、こっちに視線をくれていたので、すごく嬉しかったし、楽しかった」

リハなしのぶっつけ本番に

阿部「でも、めちゃくちゃ緊張したよ。きょうはリハがなくてぶっつけ本番だったから、SEでステージに出てパっと歌い出したときに、どこを見たらいいか分からないぐらい会場が広くて、感覚をつかむのにちょっと時間がかかっちゃったような気がする」

冨樫「私たちはアイドル枠で、豪華なアーティストさんの中ですごく緊張した。タイトル未定のファンの方以外の一般のお客さんが一緒に楽しんでくださるかちょっと不安だったけど、一緒に盛り上がってくれて、後半の方は私たちも緊張がほぐれたね」

   「SORAONって、RISING SUN ROCK FESTIVALとかJOIN ALIVEみたいに北海道の中でも大きなフェスだから、北海道の顔になりたいっていう夢にちょっと近づけたのかな」

阿部「昔、BiSHがフェスに出演したときにお客さんがたくさん入っている中で背中側からの写真をよく載せているのを見ていたから、きょう私が後ろにいて、2人が前にいるときにその光景を思い出したよ」

   「観客がどんどん増えてきた感覚もあったよね」

阿部「あいだの通路からゾロゾロと走って来てくれた人とかもいて、たぶん私たちのファンじゃない人だと思うけど…」

  谷 「『壊せ』のサビでファンの方が後ろでサークルをつくって走ってくれていたね。近くにいた女の子やSORAONで演奏した中高生の吹奏楽部の子たち、小さい子もみんな輪の中に入って回ってて、かわいいなと思いながら見てたよ」

阿部「観客も温かかったな。『なんだ?』っていう目で見られるかと思ったけど、最初からノリノリで受け入れてくれるというか、純粋にフラットな目で見てくれていた気がする。会場を歩いているときも、知らない方が声を掛けてくださったり、手を振ってくれたり、『来月の旭川のライブに行くよー』とかも言ってもらえた」

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