コンサドーレ
2023/12/02 21:00

札幌MF荒野拓馬「一緒にサッカーをできて幸せ」 小野と5年ぶりリーグ戦共演でJ1通算200試合達成だ!

ボール回しで足を伸ばしてカットするMF荒野(撮影・桜田史宏)

■12月2日、札幌ドーム

 北海道コンサドーレ札幌MF荒野拓馬(30)は、3日の浦和戦(札幌ドーム、14時キックオフ)に出場すればJ1通算200試合出場達成となる。この試合が現役最終戦となるMF小野伸二(44)への感謝の気持ちを胸に、2人のメモリアルゲームを勝利で飾る。

J1通算8シーズン目の達成

 2012年6月16日仙台戦(ユアスタ、1●4)の後半40分から途中出場しJ1初出場を果たした。チームのJ2降格や20年の左腓骨骨折による長期離脱などさまざまな苦難を乗り越え、J1通算8シーズン目の最終戦でついに大台に到達する。「自分の積み上げてきたものですし、いろんな人に支えられてここまで来ました」と周囲の人々へ感謝を口にする

「人間性が素晴らしいので、学ぶべきところがすごく多い」

 支えてくれた中の1人として挙げたのが小野だ。14年の札幌加入以降、荒野は公私共に親しくしてきた。「(サッカー選手として)本当に神様のような人だとみんな思っているし、誰もが憧れる。自分がサッカーを始めた頃に02年の(日韓)W杯でプレーしていたので、その選手と一緒にサッカーをできて幸せです。(プライベートでも)人間性が素晴らしいので、学ぶべきところがすごく多いです」と存在感の大きさを語る。小野が現役を引退することは夏頃に聞いていたそうで「本当に今年1年は伸二さんとボールを蹴れるのをかみしめてサッカーをしようと思っていました」と、偉大な先輩と過ごす日々をとても大事にしてきた。

小野との共演は12試合

あわせて読みたい