■パ・リーグ２５回戦最終戦　日本ハム３－５楽天（１０月５日、楽天モバイルパーク宮城）

―（試合後自ら）
「きょうは万波くん、いい経験をしましたよ。いい経験をさせました。来年、この経験が、またこういう争いをしたときに（生きてくる）。来年は３０本ぐらいは打ってほしいですね」

―野村を１番で起用した意図は
「早川くんの球筋を、次の打者の万波くんに見せたかった。初球は打つなよと思って。真っすぐ、真っすぐ、チェンジアップ―。軌道がだいたい頭に入るから、万波くんにはそれを狙ってほしかった」

―万波の２番はどうか
「いや、ホームランを打たせるため。１番バッターなら（早川が）どれぐらいの調子か分からないから。何球か見たら、ちょっと分かるかなと」

―万波とグラウンドで話していたのは、打順についてだったのか
「それは別の話。今後のこと」

―背番号１の話か
「そうじゃない。欲しいというのであれば、全然」

―今年の成績は背番号１に見合うような合格ラインか

「もちろん。僕はね。あとは球団側がどう決めるか、ということと、万波くんが（望むか）。まあ、６６番、好きみたいなので」

―４番で起用した有薗は１軍で見たい選手だったか
「何なら５三振しておけばいいのに（笑）。初ヒットを打たせたくて。最初からもう、全部いくよ、という話をしていて。本人が一番、打ちたかっただろうけど。思い切りのいいスイングをしていたし、あとはもう慣れ。慣れたら打てるような選手だし、将来はジャイアンツの岡本くんのような選手になってくれたらうれしい」

―今季の全日程が終了。あらためてシーズンを振り返って
「もうもう、忘れた（笑）。先のことしか考えていない。忘れるのも早いし、切り替えるのもめちゃくちゃ早いから。だって、もう戻ってこないもん。そういう人間なので」

―来季に向けた補強についても考えているか
「ＦＡ選手のこととか、これからいろいろ相談しながら」

―１０月にドラフト会議もある
「僕、たぶん、くじ運はあまり良くないと思うんですよね。そうなった（競合した）場合に…。テレビ番組にそういうゲーム、ありますけど（笑）。ほとんど勝てない」

―正月の格付けチェックのことか
「そう、ダメなんですよ。それよりも大事なくじ引きなので」

―先日、エスコンの始球式にも登場した女優の波瑠さんが、（格付けチェックの）控室で話したと
「言っていました？ あれはね、ババ抜きゲームだったかな。波瑠さんと一緒で。そのときも負けましたね」

―運がない
「あまり…でも、球団はオレしかいないと言ってくれているので」

―運気が上昇するような験担ぎなどは
「いや…したことがないから、ちょっと…。浮かんでいないです、アイデア」

―ドラフト候補はチェックしているか
「いや、これからですね。僕より、スカウトの方たちがずっと見てきている選手たちなので、目は確実、完璧なので。もしその中で、ちょっとこの選手はお願いしますということがあれば、お願いはしたいと思いますけど、スカウトの方の目の方が間違いないと思う」

―来季を考えたら、即戦力の投手を狙いたいか
「もちろん。ピッチャーは欲しいですね。本当に何人いても困らないし。ピッチャーは欲しいですね」

―右左は問わず
「そうですね。できたら去年、入団した金村くんのようなコントロールの良い先発で、ゲームをつくってくれるような選手は欲しいですね。まあどこの球団も欲しいでしょうけど」

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