■パ・リーグ１７回戦　日本ハム３ー２楽天（７月２６日、楽天モバイルパーク宮城）

ー（試合後、自ら）
「２００６年の日本シリーズ優勝の時と同じくらいうれしいよ。あー、良かった良かった。選手がね、めちゃくちゃ悔しい気持ちで、最後も何とか逆転してね。あの姿かわいいね、選手の姿を見て、何とか熱くなったというか、勝ちってね、大事というか、あの笑顔を見たらもっともっとね、勝たせてあげたいなと思う。でも、なかなかこんだけの接戦を何カ月？　１カ月？　こっからね。もうたぶん２５連勝くらいする勢いになったと思うから。それ目指します」

―最後は打順を固定したメンバーが決めた
「あしたもね、きょうのメンバーでいく、いきます」

―五回、ハンソンがバント失敗後に先制の２ラン
「バント出して失敗して、打て出して、またバントして（笑）。もういいって、打たせたら打った」

―打てのサインでバントした
「そう。そう（笑）。その方法取っていきます。これから。そっちの方が打つんじゃないかな」

―連敗が止まってホッとした

「うーん。いや、ホッとというか、良い経験したなっていう方が強かったかな。まぁまぁ、いつかは勝ちますんで。こっから、あしたの試合が大事になってくるので。選手たちも乗ってきていると思うので」

―２点リードの八回に池田が鈴木大に同点２ランを被弾
「あれはね、インコースはアカンっす。まぁね、鈴木くんは引っ張りのバッターなので、やっぱり外に行ってほしいなぁと。あそこでヒット打たれてもね。インコースはちょっと違うなと思いました」

―先発の上原は６回無失点と好投
「良かったね。テンポも良いし。バッターのタイミングも。今シーズンは、バッターのタイミングはね。クイックしたりとか、ああいうのは他のピッチャーも見習ってほしいなと思いますけど」

―九回、松本剛に代走で江越を出した
「（清宮が放った）あのライナー気味の（打球を）もし取られたらセカンドでアウトになるんですけど、スペシャリストなので、そこら辺はかえって来てくれないと。やっぱり、本人が一番ね、反省というか、俺ならかえれるっていう代走だったから。本人悔しいんじゃない。みんな、こんなんだったでしょ（笑）。かえらんのかーいって（笑）。何のための代走やねん。初球打ったからね、また。あぁやって追い込まれてね、万波くんも、当てれば何とかなるっていうところを見せてくれましたね」

―万波の適時内野安打で泥臭く決勝点を奪った
「そうそう、あれで、追い込まれたらなんか当たったら、バットに当たったら何とかなるんで。こっちはね。連敗続いて勝ちましたけど、向こうでしょうね。ものすごい悔しいと思うから。あしたも引き締めて来ると思う。そこでどう戦って勝つか。あとは任せてね。選手に任せて、最低でも６点は取ってもらいたいかな。７点追いつかれて、８点にして（笑）」

―球団ワーストタイの１４連敗を免れた
「きょう負けていたら、日本記録目指そうかなと思って逆に。名を残すというか。それくらいの気持ち。毎日勝つつもりで、勝てよ、勝てよ、勝てよで、勝てなかったらもう。気持ちを楽にさせるためにそれくらいでもいいかなと思ってましたけど」

―選手も解放される
「選手は連敗、連敗、必死ですからね。これがバリバリのベテランの、何年間もプレーしている選手が守っていたら、気持ちは違うと思う。必死ですけどね。今川（優馬）くんなんか必死過ぎてもう全然。分かるでしょ。そこでもっとリラックスして、チャンスをつかんでくれよっていう歯がゆさがずっとこう何カ月も。まぁルーキーですからね、相手は。あした楽しみに。はい！」