ファイターズ
【激戦の裏側】細野晴希 CS初戦でサヨナラ被弾 失意の左腕を支えた人たち「今川さんとか…」
初めてのリリーフ登板で敗戦投手に
日本ハムの細野晴希投手(24)は、悔しさを糧に強くなる。西武に2-3で敗れた10日のクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第1戦では、同点の延長十回からプロ3年目で初めてリリーフ登板。サヨナラホームランを浴び、敗戦投手となっていた。
わずか3球、あっという間の出来事だった。先頭の西川を2球で二ゴロに仕留め、カナリオに初球を左翼スタンドへ運ばれた。「ノーノーの時と一緒な感じで、実感がないというか…。申し訳ない気持ちもありますし、悔しい気持ちもあるんですけど…。心配されるほど落ち込んでいるわけではないです」。仲間たちの支えもあり、左腕はしっかり前を向いている。
「頭は真っ白でした」
あの日、試合直後の記憶はほとんどないという。報道陣の取材に対応する姿もあったが「頭は真っ白でした」と振り返る。「なんかあまり覚えていないんですよね。初めての感覚ですね。試合に入り切れていないところもあったのかなと思いました」。
そんな細野のことを、みんなが気に掛けてくれた。ベンチに引き上げる際には、水野が肩を抱き、寄り添ってくれた。バッテリーを組んだ同期で同級生の進藤は声を掛けてくれ、「あの場面、一発だけ気を付けたかったから、俺ももっと低め、低めって呼んだら良かった、ごめんな、みたいなことを…。明日も試合があるから切り替えていこう」と励ましてくれた。